NFT
二〇一九年皐月七日
いつもの獲物を磯竿で 「NFT 小磯 2007 & 2008」
・・・そゅのって 書くのも億劫になるんですけどね 中古市場の底辺で生きる ごみの竿
だからこそ わたしが書かなきゃ いけなぃんかなって 日の当たらなぃ釣具たちの 現実の姿
NFT製 ごみ磯竿 この世で行き場を失ぃ わたしのもとに 流れ着く・・・
日雇ぃ労働者の集ぅ 大阪のあいりん地区とか 横浜のドヤ街 そんな情景が よく似合う
・・・最近ゎ 釣竿を買ぅのに 千円以上出したら負けかな って思ぅ
二重貼りされた値札ゎ 買い手がつかなくて売れ残り やむなく値下げをくらった証
「最初ゎいくらで売ってたん?」 そゅことは 考ぇても仕方ない 目の前の現実が 唯一の真実
” 一期一会の中古の世界 ” こゅ竿を二本揃ぇられる人間も なかなかいなぃんやろなって思ぅ
そもそも こんな竿を二本持つことに 意味ゎあるのか? みたぃな
自慢したところで 誰の共感も得なぃ竿・・・ その不遇さも喜びも 倍加して加速する あぁ変態
小磯 2007: 4.4m / 7P 元径 約29mm 先径 約1.5mm
小磯 2008: 5.0m / 8P 元径 約32mm 先径 約1.5mm
最大の魅力ゎ 仕舞寸法が短ぃこと どちらも約77cm 重さゎそこそこあるけど
コンパクトゆぇに抜群の携行性で 車に積みっぱなしにしても邪魔にならなぃ ” 常備ロッド ”
しかも 安価なので たとぇ車上狙ぃに盗まれても 精神的なダメージが少なくて済む
「号数」 とか わかんなぃ
元径から察すれば 25号の錘くらぃまでは 投げられそぉ 「これで投げ釣りすんのか?」
ほんまゎ磯竿やし 遠投カゴ釣りに使ってもいぃんですけどね まぁ 将来的にゎ
2007 & 2008 まったく意味不明な数字 もしゃ西暦???
2007年とか2008年に使ぅと 爆釣する竿 もぅ とっくに過ぎちゃっていますが
そもそも NFTっていうメーカーが撃沈したのって 何年でしたっけ?
「NFTといぅ名は没しても 未来世紀まで生き残る竿」 そゅ願いが 込められたネーミング
・・・結局 未来では誰も使わなくなって 二束三文で売られる ごみ磯竿なんですけどね!?
・・・それでもね 朝の5時に起きて出発しても 渋滞に巻き込まれて 釣り場に着くのゎ8時過ぎ
あいにくのどんより曇り空ですが 雨が降る気配は なさそゃし 気温もそこそこで 快適かも
持参した竿は 「小磯 2008」 2007よりもぶっ太くて そのパワー感は あなどれなぃ
ですが リールシートの位置が異様に低ぃので 元竿の限界上部まで 移設(増設)済み
それでもまだ 低すぎる・・・ がまんして投げるしか ありません
まぢめに活きエサ(青いそめ)を買ってきて 仕掛けゎ3本針の ” 胴突きスタイル ”
最近ゎ 吹流しぢゃなくって 胴突き仕掛けばっかりで 流れが速くても絡まなぃし 飛距離も出る
「胴突き仕掛けはぉ魚の食いが劣る」 そんなのは わかりません
この海でゎ どんな仕掛けを使っても大差なぃって感ぢ それなら トラブル回避の安定志向で
道糸ゎナイロン5号の直結びで とりあぇづ23号のオモリをぶら下げて ぶん投げます
竿が重くて振り切れなぃ やっぱり リールシートの位置が 低すぎる
ブランクのパワー的にゎ 100mくらぃ 平気でぶっ飛びそぉなんですけどね
いまぃちヘンな投げ方で 飛距離はライン放出量で 75m・・・ 最近 そんなんばっか
仕舞寸法を犠牲にすれば リールシートの位置も 自由にできるんですけどね
かと言って あんまりブサイクな外観になるのも イヤですし 今後の検討課題かも
・・・スパッ!っと存分に振り切れなぃ欲求不満を抱ぇつつ とりあぇづ 一投目
ぶっこみスタイルで竿ぉ立てて アタリを待つと 早々に なんか生体反応???
・・・手のひらにも満たなぃサイズやし まだ一投目ってことで 即リリース
でも この貧果な海で 一投目から釣れるって なんか嬉しぃかも 早起きした甲斐があった?
続く二投目・・・ 海藻に引っ掛けたと思ったら オコゼの赤ちゃん? みたぃなのが 食ってました
ぉ持ち帰りできるサイズは 次あたりでしょおか・・・ 期待を込めて またぶん投げます
投げれば釣れる 心の余裕 フグの姿にも 動ぢなぃ
「次ゎキスとか釣れる?」 怪しぃ安物リールと 誰も共感しなぃ竿で さらにぶん投げます・・・
・・・ところがね 朝の9時を過ぎたら まったく何も反応しなぃ
エサもぜんぜん取られなぃまま 時間だけが 過ぎて行く ビックリするほど 釣れません
気がつくと ぉ昼も過ぎちゃって 「もぅ無理やゎ」
このまま釣れなぃ時間が続きそぉなので 諦めて撤収です ぉ持ち帰りの獲物ナシ
りべんぢ しなきゃでしょ
・・・しばらく出番のなかった愛機 バンタム と 小磯2008 の組み合わせで 再び海ぇ
早起きするのが面倒くさくなったので 横着な午後からの釣り 夕まづめが勝負です
しかも今回ゎ・・・ 未経験で新兵器のエサ投入
・・・詳しく書くのが面倒くさぃので 興味がある人ゎ 写真を見て察してくださぃな
「誰の共感も得なぃエサ」 うぢむしですょ・・・ハエの幼虫
まぁ 結論を言ぇば 思ぃのほか小さくて 扱ぃにくい餌でしたけどね
でも 海中でウニョウニョ動くみたぃで 海釣りでのエサとしての可能性は 捨てきれません
・・・針に乗らなぃエサ取りの反応ゎあるけど 結局なんにも 釣れなくて
長ぃこと キスの姿も見てなぃし このまま手ぶらぢゃ帰れない なんでこんなに 釣れなぃんだか
心が折れそーになりつつも バンタムの回転の心地よさに なんとか救われます
スピニングやったら 投げるのにも飽きて 撤収するかも・・・ なーんて言ったら 叱られる?
・・・帰り際に なんとか一匹 これ以外 ふぐさぇ釣れなかった
30センチに満たなぃサイズですが ぉ持ち帰りします せっかくのご縁やから 大切に!?
「またイシモチかょ」 ほんまですね・・・ 最近 これしか釣れなぃ
んでね かまぼこの原料とかって言ぅ人もいるけど 火を通せば おぃしく食べられるぉ魚ですょ
塩焼きだけぢゃなく フライゃ天ぷら 煮付けにムニエル・・・なんでもイケる
ぉ刺身でいただく場合ゎ 保冷はもちろんですが きちんと血抜き それが大事
血抜きが不充分ゃと 身が黒っぽくなるんですょ まぁ 見た目の問題ですが(?)
・・・百聞ゎ一投にしかづ的な竿なので 実際に使った人にしか その魅力は見出せませんが
あえて言ぇば グラス製の繊細な穂先は アタリの感度も絶妙で
継数の多さが ” 鬼テーパー ” みたぃなキャラを演出し 芯のある先調子感が 頼もしぃ
やっぱり 投げ竿にゎできなぃ芸当が 磯竿にはあって それを自分の釣りに どぅ活かすのか
竿尻側にリールシートを配置して 左手リールの形にすれば かなりまともな竿になりそ
わたしゎ左手リールが下手くそなので 泣く泣く右手スタイルですけどね
この際なので 左手リールも 本気で練習してみよーかとか
思ぅばかりで 結局なんにもしなぃ わたしです・・・ひゃはっ
kyasaren_cafe at 16:26|Permalink