NFT
二〇一九年睦月廿三日
ごみ磯竿で楽しむ投げ釣り 「NFT NF なんとか? 振出 4.8m」
・・・最近ね わたしの中で 新たなマイブームが
「磯竿って おもしろぃ」
以前 わたしに磯竿ぉすすめてくれた人たちからゎ 「今さらかょ」 叱られそぉですけどね
もともとわたしゎ 磯竿なんて 興味がなかったっていぅか ぶにょぶにょして 投げにくぃ
ところがね 日頃のごみ竿修練のおかげか かなりの軟竿でも それなりに投げられるよぉになって
ぶにょいグラスロッドが中心の安物竿師って いつの間にか 投げるスキルも磨かれる!?
んで わたしが磯竿に傾倒するきっかけになったのゎ ” ぶち折れたシマノの磯竿 ”
200円で買ってきた グラス製のごみ磯竿なんですけどね 初めて使ったその日に ご臨終
気合を入れて投げたら 真ん中の部分から バキバキに折れました・・・
・・・でもね 磯竿のしなゃかな穂先って それゎそれで おもしろぃ 投げ竿にはなぃ魅力
もちろん 竿の選択っていぅのは 釣りのスタイルゃフィールドによっても 変わるんですけどね
わたしの場合 置き竿してアタリを待つのに 長尺&繊細な穂先っていうのも アリかなってことで
・・・んで ここしばらくは 安価な磯竿を中心に リサイクル屋さんぉ物色してたんですけどね
気づぃたのは 磯竿って 意外に 人気がある 少々のくそ竿でも 買ってく人が絶ぇない
それって 必づしも磯釣りに使ぅ訳ぢゃなくって 汎用性っていぅか いろんな釣りに 需要があるらしく
だからね 早々に売れちゃうみたぃなんですょ 古ぃ投げ竿みたぃに だらだらと売れ残らなぃ
おかげで 安価な中古物件に遭遇する機会も あんまりなくて 不思議なほどの 磯竿人気!?
見る人が見れば 一発でわかる 「ダメなやつやん」 NFT製の 年代物の磯竿ですょ
竿名のシールが剥がれちゃっててね 名前がわかんなぃ
でも 昔のNFTの磯竿って NF なんとか っていぅ定番の名前やったので たぶんソレやと思ぅ
【 銀色っぽぃやつ 】
ぉ値段は 100円でした どこも壊れてなぃし そのまま使ぇる磯竿としては 最安値やと思ぅ
「その日のエサ代よりも安ぃ竿」 あり得なぃと思うんですけどね 完全に ごみ扱ぃされてる
全長 実測4.8m 振出の5本継ぎ 元径 約27.5mm 重さゎ面倒くさぃから量らなぃ
適合錘負荷って 何号くらぃなんですかね ってか 磯竿の号数表示っていうのも よくわかんなぃけど
NFTのシールもぼこぼこで きったなぃ竿 それでも 時代の趣がある外観に なんか惹かれる
【 茶色ぃやつ 】
径ゃテーパーといった仕様ゎ 銀色のやつと一緒みたぃ でも ブランク材が違ぅ
たぶんね ” エポック ” って名乗ってた頃のブランクですょ 「見る人が見ればわかる」
わたしゎエポック時代の投げ竿 スピンパワーとかスピンジョイも持っているけど それとおんなぢ
穂先が折れて修繕された 醜ぃジャンク竿 それでも 800円もした
んで バキ折れてご臨終になったシマノの磯竿の穂先を移植して きれぃにしました
切った貼ったの加工をすることなく そのまま入れ替ぇできましたょ 微妙に色がちがぅけど
・・・この時代の竿ってね 尻栓?を外すのに ドライバーでネジを緩めなぃといけなぃんですょ
並継やったらいぃねんけど 古ぃ振出の竿って それが扱ぃづらい点かなって 思ぃます
釣りから帰って 尻栓をしたまま竿を丸洗ぃしちゃうと 中に入った水が抜けなくて 乾きにくぃ
残った水分のせぃで ブランクの塗装がブツブツと泡を吹ぃたりして トラブルのもとなんですけどね
そゅ時代錯誤な面もありますが 安価に買ぇるごみ竿ゆぇの 宿命ってことで
「一期一会」 いろんな障壁を乗り越ぇて使ぃこなせるよぉになれば あなたも立派な ごみ竿師!?
・・・正直なところ たぃして飛ばなぃんですょ ちょい投げとかって 言われそぉ
元径が3センチにも満たなぃ 細身で軽ぃ竿 持っていても疲れなぃけど 非力です
3本針の胴突き仕掛けに25号のオモリを使って ライン放出量で 75mに届かなぃ
茶色ぃエポックの方ゎ なんとか75mに届くんですが 銀色(フェノールブランク?)は 70m程度
いづれにせょ 投げ釣りとしての説得力に乏しぃ飛距離なんですけどね
広大なサーフでの釣りに こゅ射程距離で挑むのも 勇気が要る 港湾とか河川なら充分やけど
スピニング&PEの細糸やったら もちょっと飛ぶと思ぃますが それでも100mに 届くかどーか
・・・結局 時代物の道具って スペックとかぢゃなくって その道具で釣りたぃか
思ぃ入れとか信念とか 精神論みたぃな感ぢですが 「自分の好きな竿で釣ってみたぃ」
しょぼぃ飛距離のくそ磯竿ですが 憎めなぃっていうか なんか 気に入ってる
ふわっと軽ぃ投げ心地 「バシュ!」 しなゃかで長ぃ穂先が 加速する際に風をきる音
そのバランス感が 楽しぃっていうか 投げ竿とゎ違う 絶妙な感触なんですょね・・・
飾り気のなぃシンプルな外観に 漠然とNFTのシールだけが貼ってあるのも かっこいぃ
グラス製の細長ぃ穂先っていうのもね これまた絶妙なんですょ
フグのアタリ ゴンズイのアタリ その違ぃが よくわかるっていぅか 竿先が鋭敏に びこびこ動く
投げ竿以上に その感度は優れていると思ぃます でも 置き竿でのアタリ待ち限定
引き釣りすると オモリの重さによっては竿先が負けちゃって かえって鈍くなる
フィールドゃ釣りのスタイルによって 適した竿も変わるもの まぁ 各人の好みですけどね
・・・ろくに釣れなぃまま 幾度も釣行を重ね 「この竿で釣る」 NFTの磯竿に 魂を込めて
信念と 執念と ” 信ぢること ” 100円で買った竿でも 必づ釣れると かたくなに ひたむきに
自販機の缶ジュース一本我慢すれば 買ぇる竿・・・ その尊さに 愛と敬意と
信ぢればこそ 報われる
日没ぎりぎりに 執念で引きづり出した一本って感ぢですが 釣れたイシモチさんに 感謝
このくらいのサイズでも 磯竿で釣ると おもしろぃですょ 竿先が ぎゅんぎゅん曲がる
しょぼぃ射程距離でも 釣れる時にゎ なんかが釣れる あとゎ 「この竿で釣りたぃ」 そゅ思い
・・・ぶっちゃけね もちょっと飛距離が出てくれたら 釣果も伸びると思ぅんですけどね
まぁ 近投勝負って腹をくくって楽しむだけの 心の余裕があれば
投げる感触も竿先のアタリの出かたも 投げ竿とゎ違った面白さ 磯竿で楽しむ投げ釣り
kyasaren_cafe at 19:17|Permalink