・・・ごみ竿ですが 何か？

　



・・・日ごろ 安価でグダグダなグラス製の磯竿ぉ愛用しているわたしですが 「こんなん買った」

本格的なカーボンロッドの磯竿です 　　しかも 生意気に ” シマノ製 ”　ちゃんとしたブランド品


かと言って なかなか劣悪なコンディション・・・ 汚れゎひどいし 尻栓ゎサビてガリガリ

ガイドフレームにも一部に亀裂が入ってて ほぼ 「ぢゃんく」 みたぃな竿ですが

それでもね 1,200円もしましたょ 　　足元見られて ふっかけられてる？








めげづにぉ手入れしたら それなりに蘇りました 　　亀裂のガイドも 壊れるまでゎ使えばいぃし

カーボン製の磯竿って 中古でも意外に高値なんですょね　　1,200円やったら ぉ買い得？










「ファイン カーボン」　　いつごろ登場した竿なん？


ってことで とあるシマノの年表を調べたところ 先行して 1985年（昭和60年）に

ハイパワー スーパーＸシリーズ　が 登場するんですょ

ぼっきしたおちんちんみたぃな X状に血管が浮き出た 「ボコボコブランク」 のやつ




んで たぶん後継モデルってことで 87年（昭和62年）頃に 「ファインセラミック」 と共に Ｘ状にテープを巻ぃたファインカーボンシリーズも 登場するんですね




反発パワーゃねぢり強度を向上させた 本格的な遠投志向のパワフルブランク

投げ竿でも サーフリーダーゃプロサーフに ファインカーボンが採用されてたみたぃですね




「何年前の竿やねん」　そゅ気もしますが 　　どんだけ古ぃねん

すでに四半世紀を通り越して 化石みたぃな骨董カーボン　　時代は確実に流れてる


でもね ハイパワーＸから継承された ぼっきおちんこ系 ぼこぼこブランク

その実力ゎ あなどれなぃと思ぃますょ　　発売当時ゎ なにげで上位グレードの竿やったかも










う～ん・・・ 持ってみるとね ヒラヒラと軽く （実測383g） 細身で華奢な磯竿なんですけどね


ところがね くそ硬くなぃ？　みたぃな ビックリするほど頑強なブランクなんですょ

ぶっちゃけ 驚きますね 　　カーボンの登場って たぶん投げ竿以上に 磯竿の世界ぉ激変させた


こゅアクションをグラスロッドで演出するとなると 相当な太さ＆重量になる

長尺のくせに500gにも満たなぃスペックは 釣り人の負担を大幅に軽減してくれる


はっきり言って グラス製の磯竿とゎ 次元が違ぅ　　同ぢ磯竿だなんて 思ぇません・・・




4号 54PTS　　磯竿の号数表示の定義って いまぃちわかんなぃんですけどね

54なんて書ぃてあるけど 竿長の表示は ” 5.25m ”　　ますます意味不明


とりあぇづ 20号の下オモリを使用したサビキ仕掛けを投げたんですが ぜんぜん余裕

振り方にもよりますが 竿先が折れる気配なんて まるで感ぢなぃ


錘負荷に関する表示がなぃから 困っちゃうけど　　カゴ仕掛けでも 15号くらぃは楽勝かも




投げ心地っていぅか 投げる要領も グラス製の磯竿とは まったく異なります

どちらかと言ぇば 「長ぃ穂先の付ぃた投げ竿」 みたいなつもりでいる方が 正解かも


まぢめに振らなぃとロクに曲がらなぃし それなりの覚悟で 気合を入れて投げなぃと

基本的には細ぃ竿なので 振りの度合ぃや仕掛けの重さによってゎ ガクンと曲がるかもですが


まぁ ビックリするよーな感触の竿ですょ 　　現代の磯竿って こゅキャラクターが当たり前なん？


同ぢ号数表示の プロマリンゃプロックスみたぃな竿とは パワー感が全然違ぅ

ヘタなB級の新品買ぅよりゎ 骨董品ながらも こゅ名竿（？）を買った方が 使ぇるかもですね


とにかく頑強な ガチ系ボコボコおちんこロッド 

80年代から シマノはこゅ路線に傾倒したんですかね　　パワフルなキャラクター

慣れなぃ人には かえって投げづらぃかも　　B級ロッドの方が 素直に曲がってわかりやすぃ？




「過剰評価ゃな」　言われるかも知れませんね 　　絶対的な古さは 否めなぃ

現行の高級な磯竿なんて ろくに触ったこともなぃし 　　あくまでも グラスロッドとの比較評

何万円も出して磯竿を買ってる人に 1,200円の竿で充分だなんて言ったら 殴られそぉ


それでもね 一度ゎ経験する価値があると 思ぃますょ　　年代ぉ感ぢさせなぃ たのもしさ

長年折れることなく 今まで現存したのも すごぃと思ぅ　　かなり丁寧に作られたブランクかも






・・・真冬の釣りってことで まともにエサぉ買っても 釣れる気なんてしなぃし

「竿の感触を楽しむ投げ練」 こませナシの横着なサビキ仕掛けを 投げていましたが


ふと海を見ると 水面下に大きくて怪しげな 黒ぃ影

「なんかの群れが泳ぃでる？」　群れの姿をまたぐよぉに サビキ仕掛けを投げ込んで

おもむろにシャクりながら 巻き上げてみると・・・

















最初ゎボラかと思ったけど けっこぅなサイズの コノシロ でした


ふぅ～ん　コノシロって サビキ仕掛けで釣れるんですね 　　冬の寒ぃ海でも 群れが回るんやゎ

今まで釣れたことなかったから ちょっとビックリ　　異常気象で 海の様相が変わってきてる？


仕掛けを群れの中に通してやれば なんぼでも釣れちゃいます 　　スレぢゃなくって 食ってくる

でも 群れの移動が速ぃので チャンスタイムも ごく僅か　　走って追っかければ いぃねんけど







実際にぉ魚を釣ってみて・・・ この竿って 穂先までガチ系

やっぱり 磯竿っぽくなぃっていうか 投げ竿みたぃな感覚なんですょね


わたし的にゎ 穂先の ” しなやかさ ” みたぃなのが 磯竿の魅力ゃと思っているんですが

グラス製の穂先の方が 磯竿らしぃかなって思ぅ　　安心して獲物を寄せられる


そぅは言っても 圧倒的な竿重の軽さとか 細身ゆぇの扱ぃやすさ

カーボンを使っちゃうと 多くの人は グラスロッドに戻れなぃ・・・痛感しますね




シマノ ファインカーボン 磯 PTS 　　ガチガチで血管浮き出て ボッコボコ


1,200円で買ぇたら 上々かなって思ぅ 　　年代の古さゆぇ ごみ扱ぃされるかもですが

たぶん この時代のブランクの方が 丁寧に作られてると思ぅ　　現代の竿ゎ 高級品でも中国製


「穂先まで硬ぃ」　ビンビン的なキャラクターは 使ぅシーンゃユーザーを選びそぉですが

今でも愛用してる人が 結構いるかも知れませんね　　シマノの一時代を象徴するブランク






・・・今回釣れたコノシロってね たしか 小骨が多ぃ魚なんですょ

そゅのがわたしは苦手なので 持ち帰らづに 逃がしてあげました

子供の頃ゎ ウナギも小骨が気になって 苦手やった　　今ゎ好きで食べてるけど


京懐石の鱧（はも）料理なんかは 今でも無理　　「鱧いらんから マツタケ半切れ増ゃして」

超高級な料亭でも 知らん顔して催促する　　土瓶蒸しのマツタケが わたしだけ一本増ぇてた


「酢に漬けこめば骨も食ぇるぞ」　釣り場で知らなぃおぢさんに 教わった　　南蛮漬け？

コノシロも 好きな人にとってゎ上等な獲物なんですってね　　酒の肴に 最高だって