KOREA
二〇一八年弥生十二日
アンバサダーを超えろ 「SZM スズミ釣具 TOP FORCE」 etc.
・・・最初の購入動機は 「部品取り」 そゅつもりで
だって リサイクルゃさんで いつも800円くらぃで売ってるから・・・
SZM スズミ釣具 トップフォース
スズミ釣具って 釣具量販店 ” 常習ゃさん ” のブランド
ちなみに九州には 常習ゃさんって なぃんですってね
あっちは 「タカミヤ」 の お膝元 だから スズミ釣具とは無縁の地域・・・
つまり ” 地域限定 ローカルリール”
・・・でも 大丈夫
九州にも こゅリールが いろいろ売ってたはづ
九州にも こゅリールが いろいろ売ってたはづ
外観が多少違っても 中身はスズミのトップフォースとおんなぢですから
リールの名前のバリエーションは 10種類以上
ベイトリール史上 こんなに多くの名前を冠されたリールは 他に類を見なぃかも
ハンドル軸が ABUゃダイワと一緒 「M8」
だから フリクションワッシャーとか いろんな部品が転用できる
かっこ悪ぃのを我慢すれば そのハンドルをABUにも移植できる
リール改造用の部材として 数百円で買ぇるなら ありがたぃ存在かも
「ばったもんの しょもなぃ安物玩具リール」
そんなふぅにしか 思っていなかったんですけどね
” 韓流安物B級ベイト ” ” ごみ両軸 ”
まぁ くそみそ的な
でも ある一台のリールが わたしに何かを教ぇてくれた
「このリールと スプールがおんなぢやゎ」
当時のオリムピックは こんなリールを わざわざ日本で作ったりしなぃ
” 同ぢ故郷 ” あぁ なるほどね・・・
「言われてみれば 一緒やゎ」
個々の ” 点 ” の存在が やがて一本の線で 結ばれてぃく
「QUANTUM」 おまぇもか!?
” QUANTUM だけぢゃなく ブローニングゃサウスベンドの看板も背負ぅ品質 ”
あぁ なるほどね わたしは誤解してた
とんでもなぃことに 気付ぃてしまったかも・・・
韓国に支ぇられた 日本のリール史が凝縮された一台
ロープロファイル・ベイトリールの全ての礎が ここにある
「ものすごぃ逸品なんやゎ」
驚嘆と それを発見した喜びと
” 最上級のコストパフォーマンス ”
それは 極限まで不要な贅肉をそぎ落とした 究極のメカニズム
今の高級ロープロも しょせんゎこれに 余計な毛を生やしただけ
「わたしゎこれで 充分やゎ」
使ぅほどに実感する シンプルで心地良ぃ機能性と完成度
世界市場でのタックル需要を支ぇた 韓国人の工作精度と品質管理
(日本からの技術供与ですけどね)
ばったもんの玩具だなんて 大きな誤解 勘違ぃ
・・・ただ 惜しまれるのは 右ハンドルしか売ってなぃ
レフト偏愛主義者のわたしには ルアーフィッシングに このリールを使ぇない
ほんまはね 存在するんですょ ” KOREAN LEFT ”
でも 日本の商社は 右ハンドルしか国内に入れなかった
なので 左ハンドルは なかなか入手できなぃ貴重な存在なんですょ
by さぅすべんど ↓ コンコルド
「個人輸入による海外モノ」 もったぃなくて 使ぇない
貧乏性な性格が災ぃして フィールドデビューしないまま
一方の右ハンドルも 部品取り予備軍として ダンボールに眠る日々・・・
投げ釣りを始めたことで やっと日の目を見た
新しぃ釣りへの挑戦が 自分の楽しむ世界を 広げてくれる
その資質・本質さぇ見抜ければ あとは実際に 使ってみるだけ
一度 持って帰ったけど 上手に食べられませんでしたけどね 「ひぃらぎ」
あなたも 朝鮮してみますか?
【 STAGE Ⅰ 】 メンテナンス チューン
・ 中古での購入時 経年劣化したグリスゃオイルのせぃで スプールの回転が腐っています
スプールの軸受けは ベアリングぢゃなくって 「ブロンズブッシング」
周辺の劣化したケミカルを掃除して ブッシングにオイルをさせば 回転性能が復活します
・ ドラグが腐った感ぢがする
初期のトップフォースゃ その他のリールで見られる症状 「ドラグパーツのクリアランス不足」
ドラグの ” 調整しろ ” がなく 最初からフルロック状態みたぃな
クリアランス確保のために ハンドル軸に入っている 湾曲したフリクションワッシャーを一枚抜くか
その湾曲をペンチで潰して フラットなワッシャーにして組んでください
メインギヤに組み込まれたドラグワッシャーも 経年劣化で腐って固着してぃる場合があります
でも 無理してメインギヤからはがさづ 「ワッシャーのフタ板」 だけ外して 清掃&組み付けを
ワッシャー面に塗布するケミカルは 市販のシリコンスプレーでOK
ヘンなグリスを塗布すると かえって汚くなって 後のメンテナンスも面倒になります
・ マグネットブレーキの磁石が腐ってる
見れば一目瞭然・・・磁石に施されたメッキが浮ぃて 磁石本体が 「砂鉄」 に先祖返りしています
そのままでも使用できますが 気持ちわるぃと思ぅ人は 磁石の交換を
マグネットユニットを外して 磁石が乗ってる金属板を 裏側からライターで炙れば 磁石が外せます
(ボンドが劣化していれば 手で剥がせることもあるけど)
※磁石は加熱すると磁力が低下するので 再利用はおすすめしません
あとは 市販の磁石を ユニット板に乗っけるだけ
スプールに磁石が当たらなぃように 磁石の高さには気をつけてくださぃね
【 STAGE Ⅱ 】 回転性能の覚醒 「ベアリング化」
・ スプールの回転を円滑にするために 軸受けの左右のブッシングをベアリングに交換します
ブッシングは ” 圧入 ” されています ・・・はづすのに ちょっと苦労するかも
クリップの先を曲げた 「引っ掛け棒」 みたぃなので ブッシングを引き抜ぃてくださぃ
ベアリングを入れる際に そのままでは 同ぢく圧入状態になっちゃいます それでもいぃねんけど
着脱を容易にしたぃ場合は ベアリングを据える穴の周縁部をペーパーで削って 少しだけ拡大を
削り過ぎるとベアリングがガバガバになって ガタも出るので・・・削り過ぎなぃように 慎重に
ベアリング化することで スプールの回転性能は飛躍的に向上します
わたしはシールド開放型のベアリングを使用してぃますが タイプはあなたのぉ好みで
ベアリングさぇ入れちゃえば もはやトップクラスの高性能ベイトリール 高級品と 大差なく!?
軽ぃルアーも 心地良くぴゅんぴゅん遠くに飛ばせる 嘘かホントか 試す価値あり
TOP FORCE 「Ⅱ」 はフリッピング機能も装備して バス釣りの多彩なメソッドにも対応します
くそみそな安物リールだと周囲を油断させつつ でっかぃバスやスズキを釣って 皆を驚かせましょお
【 STAGE Ⅲ 】 ぶん投げ遠投 投げ釣りの世界へ
・ ラインキャパは ナイロン3号 約150m & ちから糸 アンバサダーの46Cがライバル
なにげで買ったままの姿(ブッシング)でも 投げ釣りを楽しめるポテンシャルを秘めてぃます
樹脂製の軽ぃスプールは ストレス無く回転のトップスピードまで一気に駆け上がる
シンクロしないレベルワインダーは 駆動によるフリクションロスもありません
スプールとワインダーキャリッジとの距離は 「最長クラス」 ラインの放出抵抗を最小限に
・ 激しくバックラすると ズタズタに傷つくボディ
ルアーフィッシングとは異次元の 過酷で激しぃぶん投げ釣りの世界
バックラッシュの衝撃で ラインが樹脂製のフレームやボディを叩きつけ 容易に傷をつけます
「負った傷は勲章」 でも 許せなぃ人は ボディの先端にアルミテープなどを貼って保護しましょお
・ 操作性の向上とドレスアップを兼ねて 「でっぱりダイヤル装着」
ダイヤル調整式のマグネットブレーキは直感的に操作できて 初心者さんにも扱ぃやすく
アンバサダーのメカニカルブレーキのような 緻密で神経質なセッティングも無用です
さらに操作性を向上させるために 「でっぱりダイヤル」 見た目の迫力もUPします
公園の裏の竹林に不法投棄されている 古ぃステレオやテレビ等からダイヤルパーツを調達
中国人らしき人たちが家電品を違法に野焼きしていた跡地にも さまざまなパーツが落ちています
ダイヤルパーツに恵まれなぃ人は マジックペンやボトル類のキャップ ケチャップのフタとかで
ダイヤルの接着は ライターやドライヤーの熱で溶ける 100円ショップで売ってるやつ (グルー)
ちなみに投げ竿のトップガイドも サイズによってはこれで接着してぃます
・ 投げ竿にリールを装着できなぃ問題
「ねぢ込み式」 のリールシートやったら問題ありませんが 「FS-7」 以上のリールシートの場合ゎ
シートの留め具がリールのフレームに当たっちゃって リールを装着することができません
リールシートをFS-6にサイズダウンするのもアリですが なんか 面倒くさぃし
そこで リールシートとリールフットの間にラバー(ゴム板)を敷ぃて かさ上げしてテンションをかけて
強引に装着します ちょっとコツがいりますが
わたしの場合 リールフットの裏側に あらかぢめ両面テープでラバーを貼りつけることも
さらに すべり止めの 「ゴムふんどし」 も挟み込んで がちがちにかさ上げして装着してぃます
まぁ 今後は 「このリールは パイプシートの竿で使ぅ」 そやって割り切る予定もありますが・・・
【 STAGE Ⅳ 】 マグネットブレーキのストロークアップ
・ ブレーキの最強~最弱の調整幅(ストローク)を さらに広げます ” 元に戻せなぃ改造 ”
大げさに 「改造」 と呼ぶほどでもなく 加工する内容は たぃしたことありません
ブレーキダイヤルの回転量を制限している 「ストッパーのつめ」 を 切り落とすだけ
ダイヤル側のストッパーを切り落とすか あるいはボディ側のつめを折るかは お好みで
ブレーキ周辺パーツの構造や構成をじっくりと観察して どちらを選ぶのか ご自身で判断を
マグネットブレーキのユニットは ネジ留めではなく 3本の足でボディ側にはまっているだけなので
マイナスドライバーで足下をすくぃ上げれば ユニットが簡単に外せますょ
ストッパーを切除することで ダイヤルの回転量(=ブレーキの調整幅)が増加します
ただし その扱ぃに慣れないと 許容範囲を超ぇてダイヤルを回すことで ぶっ壊す場合も
シンプルな構造なので容易には壊れませんが 構造を充分に観察して 使ぃ方を理解してくださぃ
「スプールに磁石が当たって傷だらけ」 そぉならないよーに 自分でどぅすべきか 考ぇましょお
【 STAGE Ⅴ 】 ” 究極の一台 ” マグネットブレーキのフルストローク化
・ ブレーキのストロークを極限までUPします コンセプトは 「打倒 アンバサダー」
ノーマルのユニットや調整ダイヤルを生かしつつ 最大限までブレーキストロークを広げます
磁石をマウントする金属の台座を取っ払ぃ スプールと磁石との距離を 限界まで確保
方法を説明するのが面倒くさぃので 写真だけ掲載しておきます 「あとは自分で考ぇて」
ダイヤル棒を適当に突っ込めば自由に出来る改造ですが あえてノーマルの外観にこだわります
【 STAGE Ⅵ 】 原点への回帰 「マグネットブレーキを捨てる」
・ 圧倒的な 「抜けと伸び」 を実現するために 古典的な両軸リールの姿に変身させます
マグネットブレーキを排除して 代わりにキャスコン(メカニカルブレーキ)を搭載
極めてシンプルな構造ですが 1mmにも満たなぃシビアな工作精度が求められます
改造する際に荒ぃ仕事をすると ダイヤルの動作も粗雑になって ただのクソボロ両軸に陥落
部品を根気よく丁寧に削って ブレーキ操作において完成されたメカニズムを目指してくださぃ
具体的に説明するのが面倒くさぃから 写真だけ たぶん 誰もやらなぃ改造ですし
一番飛ぶのゎ どれだっ
・・・ぶっちゃけね 「どれが一番」 なんて 存在しなぃんですょ
” リールも選択肢のひとつ ” 組み合わせる竿ゃオモリの号数 使用ライン 釣り場の状況
さまざまな条件の中で 「無改造のノーマル」 っていうのが一番の選択ってことも ありますし
結局ね セッティング & 個人のスキル そゅことやと 思ぃますょ あと 「信じること」
ダメな安物リールだって思ってる人には このリールは 応ぇてくれなぃ
秘められた資質や本質を見極めて 信じる人だけにしか 使ぃこなせないっていうか
” 偏見に満ちた人が投げたら どんな改造しても大差なし ” 結局 まんまゴミ両軸的な
先ずはリールを信じて ノーマルの状態から使ぃ倒すことが 最強のリールチューンやと思ぃますょ
基本性能を理解して飛距離が出せるよぅになってから やがて改造のステージを 一段づつ
「ぉ魚を釣るためのセッティング」
あのね やみくもに飛距離を伸ばそぉとしても ダメなんですょ 「いかに楽しく釣りぉするか」
そのために リールの選択や改造スタイルの選択があって なおかつ ” セッティング ” といぅ作業
使用する磁石のサイズや数の見極め 各種動作確認 & 問題点の抽出 やることゎ いっぱぃ
バックラッシュを防ぐ安全マージンの確保 着水時の 「後バックラの軽減」 さまざまな課題が
それらをクリアしつつ 飛距離との折り合いをつける・・・ 実釣仕様への 最後の詰め みたぃな
以前ね ” STAGE Ⅵ ” の赤ぃリールを 安物のくそみそ竿にセットして 最後の詰めのセッティング
飛距離は113mほどやったんですが 「まだ伸びしろがある」
そこでね 片側だけベアリングやったのを 両側ともベアリングに入れ替ぇたんですょ
そしたら 最長も平均的にも さらに5mほど飛距離が伸びました MAX 118m
・・・でもね 回転するスプール上で 時々パラパラとラインが踊る もぅ ギリギリっていうか
仕掛けをつけて 風にあおられたら たぶん無理 さらに暴れて ラインの放出が妨げられる
だからね 片側だけブッシングに戻しましたょ それが 「釣りを楽しむためのセッティング」
釣り場でちまちまと微細な調整をするなら ブッシングのフリクションに任せる方が 容易で確実
5mの飛距離を犠牲にしても 気を遣ぅことなく手返しよく 釣りを楽しめた方がいぃ
「遠投競技と ぉ魚を釣るための遠投は違ぅ」 いかに快適に扱ぇる一台に 仕上げるか
それを見誤ると いつまでたっても 実釣レベルで使ぇるリールにはなりません・・・行く末は 挫折
・・・なーんて いろぃろ書ぃても マネする人なんかいなぃ 社会的に 価値が埋もれた一台
その本質を見極めた せめてわたしくらぃが 使ってあげなぃと 開発した人に 感謝と敬意を
羊の皮を被った狼 そゅ言葉がピッタリかも かっこいぃ 使ぃ勝手も 悪くなぃ
・・・さらに使ぃ勝手を良くするために フレームに穴をあけて ケミホタル装着
まだ暗ぃうちからのサーフトローリングや夜釣りも これでおっけぃ 「サミングなんかしなぃ」
加工が容易なのも 樹脂製リールならではのメリットかも いろんなことして楽しめる
まぁ 改造に失敗してぶっ壊しても 数百円で買ぇるリールですから・・・たのもしぃ
錆びる部分もほとんどなぃから 海釣りでのメンテナンスも横着できる
釣りから帰ったらバケツの水に一晩放り込んで ベランダで乾かしてから ベアリングに注油して
レベルワインダー周辺の潤滑も ぜんぜん気を遣わなくていぃし シンプルって 素晴らしぃ
アンバサダーを超える一台 そんな言葉が 現実味をおびてます・・・おそろしぃ
「バスハンター G1スペシャル」 ほんまに適当な名前やゎ いかにも くそみそ的な
でも 相手がロケットだろぉがCTだろぉが 負ける気がしなぃんですけどね 遠投性能 & 利便性
たわみを吸収して 元に戻れる樹脂製のフレーム たわんだら元に戻れなぃ 金属製のフレーム
まぁ 一長一短ですょ んで 使ぅ前から否定するのは 誰にでもできること
唯一の泣きどころは リールシートとの相性 パイプシートのごみ竿なら 全く問題なく
「ヘンなリールが出てきたぞ」 すぃませんね・・・ ドン引きするのも ご自由に
わたしにとっては 今をときめく最高の愛機 ケミホタルの淡ぃ光も わくわくする
くそみそな投げ竿で 韓流ベイトのセッティング
http://abu-ambassadeur.blog.jp/archives/1069812107.html
kyasaren_cafe at 09:10|Permalink